日時:2013年3月16日(土)13:00~17:00
場所:青山学院大学青山キャンパス17601(17号館6F)
1. 文献講読 13:00-14:00
Qualitative research in applied linguistics
Chap13 Ethics and Trustworsiness
※1月の読書会で読めなかった章を読みます。
各自事前に読んでいただき、当日は自由にディスカッションをします。
2. 研究発表 14:00-17:00
発表者:高木亜希子(青山学院大学)
題目: 教職履修生にとって授業を振り返る意味とは何か
概要: 振り返りを核にした英語科の教職科目の実践報告である。振り返りを促す手段として,
1年間を通して,言語教育履修者のためのポートフォリオを使用するとともに,
授業中に履修生同士での話し合いの機会を設け,授業後に電子掲示板に振り返りの
コメントを投稿してもらった。本発表では,掲示板での振り返りに焦点を当て,
教職履修生にとって毎週授業を振り返ることは,どのような意味があり,
成長にどのように寄与したか報告する
日時:2012年12月22日(土)12:00~17:00
場所:青山学院大学青山キャンパス15907(15号館9F)
1. 研究プロジェクトの話し合い 12:00-14:00
2. 研究発表 14:00-16:00
発表者:上條武(立命館大学)
題目: Applying Student Learning Logs for Evaluating Reading Strategies in a Sophomore EAP course: Extended Research and its Implications
概要: 2011年に私はAuerbach and Paxton(1997)による学習ログのデザインを使い、教員として大学で2回生の読解ストラテジー学習の評価を行い、研究にまとめた。2012年ではデザインをさらに広げ、 より詳しい学習への評価を試みた。今回の発表では、2012年の研究についての報告と、今後の授業研究の方向性を提示する。
3. 交流会 16:00-17:00
参加者同士で自由に交流し、研究や授業について語り合います。
※2がメインで、1と3の参加は自由です。
日時:2012年9月15日(土)14:00~17:00
会場:青山学院大学青山キャンパス
ガウチャーホール(15号館) 15907
1. 研究発表
発表者:執行智子(東京未来大学)
題目:小学校におけるICTを使った絵本の導入について
概要:
2011年から開始された外国語活動では、音声中心の活動となり、文字は活動の補助する
ものとしてみなされ、その扱いについては、各現場にゆだねられている状況である。
本研究では、小学校外国語活動での文字の導入についてそのあり方を探る。母語話者
の文字能力獲得の過程を参考に、音声の出る絵本を自主的に読む活動を10日間行い、
その後本活動で認識した単語について、また本活動をどのように思ったかについて
自由記述形式のアンケートを実施した。その結果、実験に参加した5年生の児童のうち
92%が本活動で分かった単語があったと述べ、一番多い児童は14語挙げている。
記述されている単語は、色や動物が多かった。さらに、この活動を肯定的に受け入れて
いた児童は半数以上に及び、もっと続けたいと記述した児童もいた。少数ではあるが
日本語の介在しない本活動を受け入れにくい児童もいたが、概ね、音声が出る絵本は、
児童達が自主的に読みながら何らかの語彙を学習でき、親しみやすい活動であることが分かった。
2. 論文についてのディスカッション
研究論文を読み、参加者全員で自由に意見交換をします。
①能智正博(2005) 質的研究の質と評価基準について
『東京女子大学心理学紀要』創刊号、87-97.
②田端健人(2011) 質的研究における「問い」について
『宮城教育大学紀要』第46巻、185-192.
日時:2012年6月23日(土)14:00~17:00
会場:青山学院大学青山キャンパス
ガウチャーホール(15号館) 15907
1. 研究発表
発表者:小堀伸治(日光市立藤原中学校・宇都宮大学大学院)
題目:公立中学校1・2学年授業への多読活動導入実践に関する質的研究
概要:公立中学校で、中学1年生の2月から(3月、4月は中断)中学2年の
5・6月まで1回15分程度、週2回の授業内多読活動の実践を行った。
その実践の中での生徒の体験・感想を、質的に分析し、多読活動の中学校授業
への効果的な導入方法を提言する。
2. 論文についてのディスカッション
質的研究論文を読み、参加者全員で自由に意見交換をします。
論文名:東條弘子・吉岡順子(2012).「中学校における文法指導の実践ー生徒間の協同的な対話の検討ー」『関東甲信越英語教育学会誌』26,67-78